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●アメリカ留学への決意した留学
私が今回アメリカに野球留学する事を決断した理由は、
「日米の野球の違いを肌で感じ日本に還元したい」
「自分自身をより厳しい環境に置き成長したい」
と言う思いで留学する事を決意しました。
もともと、自分自身を枠にはめたくないと言うか、物事には正解は無いからより多くを吸収して自分自身の引き出しを増やしていかなくてはいけないと言う事を以前から考えていました。そう言った思いが留学という形で一歩踏み出すきっかけになったと思います。



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とは言うもの、私が留学を決意した頃は、恥ずかしながらBe動詞の過去形さえも曖昧な状態からの英語学習のスタートでした。そこから日本の大学の英会話教室にほぼ毎回通い必死に半年間勉強しました。今回の留学での英語と言うものは、手段であって目的では無いので「こんな所で負けててはいけない!」と弱い自分にムチを打って勉強しました。
それでもアメリカに来て「もっと勉強しなきゃ、続けなきゃ」って毎日思っています。もし短期でも長期でもアメリカ留学を考えている人がいるなら当然の事ながら今この瞬間から勉強を始めることが大切だと思います。
僕もこれからもっともっと英語が上達してこの文章が影響力のあるものにしたいです。




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●野球とベースボール
さて、話は本題の野球に入りますが、以下はここまでの約1ヶ月間で私の感じた事です。
・「Have fun 楽しく、そして上手くなる為のベースボール」がアメリカのベースボール
・「苦しさ、厳しさに耐え、勝つ喜びを味わう野球」が日本の野球と私はこのように感じました。
日本には甲子園、大学全日本選手権などど大きな花形の大会があります。ですからもちろんそれらで勝つ為に野球をやります。しかしアメリカではもちろん大会はありますが、基本的にはメジャーリーガーになる為もしくは大学進学の際に野球でスカラシップを得る為というのが目標で野球をやります。




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このように目標地点が大きく異なるため野球のスタイルが大きく違ってくるのです。個人的に大きく印象的なのがまだ1ヶ月間で試合でのバントを一度も見た事がありません。また日本では、「体の小さい子はホームランは打てないんだからミートに集中しなさい」「フライはダメ、ゴロを打ちなさい」と言うのはよく耳にする言葉ではないでしょうか。しかしアメリカでは左肩から出たバットがフォロースルーで左肩に帰ってくる(左打者の場合)それぐらいバットを思いっきり最後まで振ります。また遠くに強くという指導方針だと感じましたし、なにより選手を見てそう感じています。




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アメリカでは将来を見据えて上手くなるスケールの大きな選手を育てているように思います。とはいっても、アメリカに来てすごく感じているのは日本の野球、アメリカのベースボール、それぞれに魅力はあるし、良いところはある。つまりどちらが良いと言うものではないと私は思います。
これは私の考えですが、これからの日本の野球が良くなっていく為にも「have fun 楽しく、上手くなる野球」と「苦しさ、厳しさに耐えてチームで勝つ喜びを知る野球」この二者択一が日本人にも出来ていいんじゃないかと私は思います。今の日本の雰囲気の中には高校野球の厳しさに耐えれずドロップアウトした子は根性なし、なんていう雰囲気は大なり小なりあると私は感じます。つまり今の日本の野球のスタイルが絶対だ!と言うような固定観念があると思います。それはなぜかというとあまり世界にはこういうがあるという事をほとんどの日本人は知らないから。
アメリカに行った私が出来る事は、「世界にはまた違った野球がある」と言う事を多くの人に伝える事だと思っています。




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●これからの野球へ
先ほども少し述べたようにこれからの未来、高校進学あるいは大学進学の際に自分はどっちの野球が合ってるのか、と考える機会があっていいと思います。もちろん野球に限らずです。日本の野球が自分に合っていると思う子は日本で野球を続ける。海外のそういった野球が合ってる挑戦してみたいと思う子は海外の野球に挑戦してみると言うような二者択一が出来ていいと私は思います。
そうして日本の学生野球、海外の学生野球と進んだ人たちが国際大会で集まって日本と海外の良さを取り入れた侍ジャパンが出来たらレベルも上がるだろうし、考え方の幅も広がると私は思います。





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●残り1ヶ月での目標
自分の留学期間も残り1ヶ月以上あります。
僕は日本に帰って「アメリカは凄い、アメリカは違った」なんて言葉は言いたくありません。なぜなら凄い事なんてある程度は日本にいたって分かるからです。
残りの1ヶ月で日本の良さはどんな所なのか、そしてアメリカのどう言う所を取り入れると更に良くなるのか、それをどのように日本に還元できるのか、と言う所まで行けるよう努めます。1日1日考えて分からない事、気になる事は、積極的に質問してそれに対しても考えを持ち、自分の言葉にしていくと言う形であと1ヶ月まだまだ成長します。

林 一豊

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