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本日、ニューヨークへコーチング留学し、帰国した博哉さんとお会いしました。
わずか1ヶ月間でしたが、日米の野球の取り組み方や環境の作り方など多くを学び、実践し、感じたようです。
今後も、この経験を活かし、多くの学生が世界で活躍できるように、現場で指導を行っていくと力強く伝えてくれました!
早速、博哉君からのこの1ヶ月間で感じたコーチング留学のメッセージになります!


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発見と驚きに溢れる毎日でしたが、その中でもずっと感じているアメリカの良さがありました。
それは、『様々な選択肢が尊重されている』という事です。 
野球をする環境においても、『トップレベルを目指す環境、楽しむことを目的とする環境』といったように、
それぞれのレベルや思考に合った活躍の場がたくさんあり、それぞれが尊重されているように感じました。
日本にも様々なステージがあります。ですが、こうして見ると選択肢があるにも関わらず、
「これしかない!」というように感じさせてしまう風潮を少なからず感じます。
例えば部活に入ったものの、練習の厳しさや上下関係に耐えられず、
辞めてしまった人は落ちこぼれで「こんなことで逃げていたら、社会に出ても通用しない」という考え方。
「理不尽や困難に立ち向かって乗り越えていく事で成長する。」という考えは正しいと思います。
ただ、「それだけ」が正解ではないという事です。
野球に限った話ではないですが、もっと様々な「違い」に寛容になれれば良いなと思いました。



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また日本とアメリカで特に違いを感じたのは、『保護者との関わり方』です。
もちろん日本もアメリカも全てを見た訳ではないので、ひとくくりには出来ませんが日本では
『野球の指導に関しては預ける以上はお任せします』というスタンスがとれる保護者が
『良い保護者』とされているような気がしますが、
アメリカの保護者は指導中でも子どもに積極的に声をかけている方も多いですし、
指導者ともよくコミュニケーションを取っています。
ざっと簡単に書きましたが、このコミュニケーションの取り方から学ぶ事、感じる事は非常に多かったです。



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もしアメリカで指導者として生活していくのであれば、自分なりの確かな考えや意見を持ち、
それを発信し納得させる力を持つことが日本以上に必要だと感じました。
私が経験してきた事だけで言えば、『野球の事は分からないから、話し合おう』となるのがアメリカで、
『野球の事は分からないから、指導者に任せよう』というのが日本です。
ここには、両国の教育や文化の違いも感じます。
『野球の事は分からない』と書きましたが、誰でも簡単に情報が手に入る現代において、
専門的な疑問を保護者からぶつけられている光景をしばしば目にします。
そういう問いかけに対して、納得できる『答え』を出さないといけない。
ここでは、指導者自身も常に進化していく環境が自然に整っているように感じました。


今後、博哉君は、
選手の成長(技術面・メンタル面も含め)につながる指導・環境づくりをさらに学びながら、教員・指導者を目指します!
海外の現場を通した経験をもとに、世界へ挑戦し、活躍できる選手を育てて欲しいと思います!



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