今回は2016年に短期コーチング留学した、拓海さんに体験談を書いていただきました!
4日目 (29)

「コーチング留学した理由は?」
私は、大学2年生からの3年間、硬式野球部の監督を務めていました。
試合での戦術がうまくハマり、勝利した時は本当に快感で、常に「どうすれば勝てるのか」を考えてました。そこでふと、「スタッツ・キャスト」の導入等、常に野球の最先端をゆくアメリカでは、どんな練習をして、どんな戦術を取り入れているのか学びに行きたいと思い、コーチング留学することを決意しました。
1日目 (1)
「参加する前のアメリカのコーチングのイメージは?」
アメリカの学生野球を見ていて、投げ方や打ち方のフォームが綺麗と言える選手は少なく、フォーム修正等の指導は、あまり行っていないイメージでした。
1日目 (35)
「実際にプログラムに参加し、イメージとの違いまたは合っていた点は?」
実際にアメリカの高校野球の練習に参加させていただきました。そこでは練習開始早々、ポジションごとにゴロ取りや基礎練習をみっちりやっていて驚きました。バントエンドランの練習も行っており、スモールベースボール=日本のみという概念はないのだとも感じました。アメリカ=基礎練習などは行わず、ホームラン/ストレートなどの力勝負というイメージが覆された瞬間でした。
イメージと合っていた点としては、マイペースな選手が多く、時間や態度がルーズなところでした。
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「日本とアメリカの指導を比較し、お互いの良い点・悪い点は?」
日本では、自分の野球経験や知識をそのまま型として選手にはめてしまう指導(者)が非常に多いと思います。その点、アメリカでは、選手が輪になり話し合う場面が多く見られたので、もっと主体性を伸ばす意味でも、指導者も型にはまらないことが重要だと感じます。
しかし、日本の指導(者)にも体格等、アメリカに劣る点をカバーする技術や戦術の豊富さ誇れる点です。

「コーチを目指す人へメッセージ」
当プログラムに参加し、野球のグローバル化が進んでいると強く感じました。色々な世界を見せてあげられるのもコーチの手腕だと思いますので、未来ある選手たちに野球の素晴らしさを教えていただきたいです!
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